自然素材を使用した白髪染めには、ヘナの白髪染めがあります。
ジアミンなどの化学物質を使用した白髪染めよりも、天然のヘナの白髪染めの方が髪や頭皮に優しいイメージがありますよね。
ヘナの白髪染めについてと、やり方や匂い、効果や注意点、おすすめ市販品をご紹介します。
ヘナの白髪染めとは?
ヘナの白髪染めについて解説していきます。
ヘナとは
出典:Wikipedia
ヘナ(ヘンナ)とは、ミソハギ科の植物でハーブです。
エジプトやインド、北アフリカやイラン、オーストラリア北部などに生息しています。
高さは3m~6mの常緑低木です。
ヘナの葉を乾燥させて、粉にして水などで溶くと染料として使用できます。
古代から、髪や眉、爪や手足などの染色やペイントに使われてきました。
クレオパトラもヘナで爪を染めていたそうです。
ヘナの白髪染め
ヘナの葉に含まれるローソニアという赤色酵素色素は、タンパク質と絡みつく習性があります。
この習性があるため、色がつきます。
オレンジ色に発色するのが特徴です。
ヘナの白髪染めは、天然100%ものとと、化学染料が入ったものがあります。
短い時間で染まるものや、黒く染まるものは、化学染料が入っています。
ヘナの白髪染めのやり方
ヘナの粉末をお湯などで、溶きます。
お湯は、50~60℃の温度が最適です。
ヘナに対して3倍~4倍のお湯を入れます。
だまにならないようにペースト状にします。
白髪が目立つ部分から塗っていきます。
放置時間は、ヘナの種類により違い、30分から数時間です。
ラップやヘアキャップをして、乾燥を防ぎながら放置しましょう。
染まったら、洗いながします。
ヘナが取り切れない場合はシャンプーをします。
色移りしてもよいタオルを使い、髪を乾かします。
オレンジ色が明るすぎる場合は、藍(インディゴ)を塗ります。
ヘナの白髪染めの匂い
ヘナは、特有の匂いがあります。
牧草や抹茶のような匂いと形容されることが多いです。
これは、ローソニア色素の匂いです。
染めた後も、匂いが気になる場合があります。
ヘナで染めたら、シャンプーのあとに紅茶を髪に揉み込んで、トリートメントをすると匂いが減るそうです。
ヘナの白髪染めの効果
ヘナは脱色効果はありません。
しかし、オレンジ色になるので、明るめの髪になります。
ヘナにはトリートメント効果もあるので、つやがでます。
髪にハリやコシもでて、くせ毛も軽減します。
ヘナの色持ちは、1か月半から3カ月以上といわれています。
使用しているシャンプーによっては色落ちしてきます。
ヘナの白髪染めの注意点
・ヘナは薬草であるため、生理中や妊娠前期は使用はやめましょう。
・植物のアレルギーもあるので、パッチテストをしましょう。
おすすめの市販品
ナイアードの「ヘナ+木藍 黒茶系」です。
ヘナに「木藍(インディゴ)」を加えた商品です。
Amazonでベストセラーになっています。
100gタイプもあります。
まとめ
ヘナの白髪染めについてご紹介してきました。
ヘナは天然染料なので良い面も沢山あります。
しかし、放置時間が長め、匂い、パッチテストなど手間がかかります。
もっと手軽で、頭皮にも優しいヘアカラートリートの比較一覧はこちらです。
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